わかば会 講師コラム
わかば会講師のコラムです。わかば会講師の日常から、受験に関するお役立ち情報、皆さんへのメッセージ等をお届けします。
塾の先生と答案をみましょう
昔、生徒の答案を詳細に分析したことがあります。
採点後×となった問題の誤答をまず書き抜きます。
すると、ある程度間違い方にパターンがあるのに気が付きます。
そして、その間違いがどのように考えて出て来たものかを
推理・推察するのです。
一人ですると疲れますが、数人でグループを組んで行うと、
なかなか興味深いことが浮き上がってきます。
これまで教えていて不十分だったことが浮き彫りにされるのです。
また、生徒がどこの部分が未消化だったかがわかります。
簡単な例では、11-15×2 のような問題の場合、
-19ではなく-8と間違えた解答がよくあります
11-15を先に計算して、2をかけたわけです
正負の加減乗除はおそらく大丈夫だが、
式の計算の順序が解っていないということです。
国語の記述問題で、ポイントを2つ述べるべきところ
1つしかない場合、2つの中でどれを落としたかによって
読み方の深さが見て取れます。
どうか、試験では点数ばかりに気を奪われずに、
どんな間違いをしたかに、興味を持ってください。
どこをどのように考えたらそのような間違いに至るのかを
見ていくと、その生徒の考え方の流れが解ります。
すると、どこを克服すべきかが解るわけです。
是非、塾でお子さんの成績について話し合われるとき
それぞれの教科のスペシャリストに答案を見せて
あるいは、問題とともに数日預けて、後日
お子さんが今どんな状態にいるのかをお尋ね下さい。
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