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わかば会 講師コラム

わかば会講師のコラムです。わかば会講師の日常から、受験に関するお役立ち情報、皆さんへのメッセージ等をお届けします。

コラム

古文が苦手な生徒に  (2)

わかば会で古文を教えている講師からの

「古文が苦手な生徒へのアドバイス」です。

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単語と文法がわかっても、まだ古文の意味はつかめません。

 

古文は、英語と違い、主語(誰が)や目的語(誰を)や補語(誰に)が

いちいち書いてないからです。

それらが書いてなくても、当時の人は文章が読めたからでしょうね。

しかし、私たち現代人には分かりづらいです。

 

では、どうすれば、古文の流れやストーリーが分かるのでしょうか?

それには、文章中に主語・目的語・補語の書き込みをすることが有効です。

 

特に、主語を必ず書き込む作業をしてください。

主語を見つけるためには、敬語と助動詞が手がかりを与えてくれます。

敬語と助動詞にも、傍線を引き、主語を類推するのです。

こうした作業によって、ようやく文章の骨組みが見えてきます。

 

まとめます。

1.最低300語の古文単語を覚えること。

2.尊敬語と謙譲語の敬語約30語を覚えること。

3.助動詞の30種類を活用・接続・意味を三位一体として覚えること。

4.敬語と助動詞を手がかりに、文章中に主語・目的語・補語を類推して書き込みをすること。

 

あとは、古文が書かれた当時の社会常識や、

和歌の技法に関する知識も徐々に増やしていけば、

だんだん点数がアップしていくこと間違いなしですよ!

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